FC2ブログ


不正競争防止法 及び 営業秘密侵害罪
[経済産業省]
経済産業省のWEBサイト

平成以降も各方面での法改正が行われてきた中、不正競争防止法においても罰則が強化されている。
営業秘密侵害罪が公布され、平成27年にも侵害罪などにおける罰金上限が個人で2千万円、法人で5億円になるなどの法改正が公布された。

不正競争防止法改正の背景には昨今、ネットワーク経済の発展、インターネット・WEBの普及などにより、無形資産の1つである知識・技術・データソース等の価値ある情報の管理・権利の重要性が高まっている中、各事業者・各提供者は、その価値ある情報を「営業秘密」とし秘匿化する事により、他との差別化・優位性を保持している点や、その価値ある情報(営業秘密)を各人(事業者・個人も含む)が秘匿化しているにも関わらず、無形資産である情報が不正な手段、不正な目的で流出・拡散し、各人(提供側)が転用・流用・盗用被害なども合わせて受け、その回復が困難になる状況が多発している点などがある。

【営業秘密侵害罪】
事業者の営業秘密(その情報を使用しなければ到達し得ない情報も含む)を不正の競争の目的、及び、不正な手段で取得、また自ら使用したり、第三者に開示する行為。

[参照]
経済産業省のWEBサイト

競馬予想関連の情報の場合、大きく分けて2種類の情報があり、

・投票券・当選予測番号
・予測番号の予測に必要な各種情報

「馬券種・買い目」が、投票券・当選予測番号の区分の情報になり(宝くじと同じ扱い)、「分析・解析・考察・指数・取材情報etc...」などは全て、予測番号の予測に必要な各種情報の区分となるが、その情報、また、その情報を記録している媒体(競馬予想の場合、ブログ・サイト・メルマガなど)こそが「営業秘密記録媒体として秘密管理性等の要件を満たす場合に限り」営業秘密と成り得る。
(競馬予想関連情報の場合「買い目のみ」区分が投票券となり、宝くじと同じ扱いとなる為、買い目に関わる問題の場合、不正競争防止法では無く、提供側・入手側双方とも、景表法や刑法の適用下であるケースがある)

・競馬予想関連の解析情報なども、全てが営業秘密と判断される訳では無く、根源性・不可逆性・予防困難性を伴う中「非公知性・秘匿性・有用性の要件を満たしていると証明される情報のみ」が営業秘密となる。

[根源性]
技術者が発見、作成した技術情報・調査情報などの営業秘密は、各人(事業者含む)の長期間にわたる取組、多額の投資の結集であり、収益を生み出す源としての価値・性質を有している。

[不可逆性]
秘密管理性要件(主に秘匿性・有用性・非公知性の有無)を満たす営業秘密は一度でも侵害された場合、流用や拡散により、その回復が極めて困難となる性質を有している。

[予防困難性]
無形情報はネットワーク経済の中で、侵害・流出を完全に防げる管理が常に出来る訳では無い為、侵害に対する予防には限界がある性質を有している。

[非公知性]
公然と知られておらず、保有者の管理下以外では一般的には入手不可である事。

[秘匿性]
情報にアクセス可能な利用者を制限、かつ、その情報にアクセスした利用者が「それには非公知性がある」と認識できる事。

[有用性]
一連の当該情報が目的を達成する為(事業活動・提供目的なども含む、競馬予想の場合「馬券・買い目を結果的に的中させる事」が目的)に利用されている、または当該情報を利用する事により、目的達成(競馬予想の場合、馬券・買い目を結果的に的中させる事そのもの)等に役立つ情報である事。
実際に使用されているかどうかは問わない。

[参照]
経済産業省のWEBサイト

【焦点】
競馬予想関連の当選予測番号を除く情報、分析・抽出・考察などの解析情報が「営業秘密」となるには、他ジャンルの情報と違い「有用性」が問題となる。

▼競馬予想関連の解析情報に「有用性がある」と判断されるには、
その情報を明らかに継続的に使用した場合、実際に利益が出ている事を長期的に示す必要性があり、それを示すには、提供元(社団法人JRA)の管理下にある成績照会システム(A-PAT)を利用する他に方法が無い。
競馬予想においては、買い目を決定する為の情報自体に種類が多い、かつ各人・各事業者毎に重要視する部分(ポイント)が違う為、その情報が営業秘密となる為の要件「有用性」を満たすには、その証明方法を使用し「1年スパンで勝っている事実を示す」他は無い。

よって、解析情報・提供情報が有用性を満たしていると証明する為には、その情報を長期的に使用した証拠・証明書類、かつ、

▼この様な「偽造では無い回収率101%超えの証明画像」が必要であり、
1年スパンでの画像アリ

当然、その証明画像は裁判の際にJRAの職員を帯同させ、裁判官・検察官の目の前で自社のシステムにログインさせ「同じ画像を確実に取り出せる正真正銘の事実である」必要性もある。

・競馬予想の(投票券となる目を除く)情報、解析・考察などの情報は「裁判所にJRAの職員を帯同させ、裁判官の目の前で成績照会システムにログインさせ、回収率101%超えの画像を取り出せる」レベルでなければ当然「有用性がある」と判断されない上、そう証明できない予想の為に使用する為の情報は全て、営業秘密とはならない。逆にそう証明可能な情報は「営業秘密となる」

当媒体の情報(電子情報媒体名:馬券学術)は、不正競争防止法の適用下にある営業秘密記録媒体であり、非公知性・秘匿性・有用性を完全に証明可能な、営業秘密要件を満たす電子情報の1つ。

■初回更新:2017.12.16
■最終更新:2017.12.21
Copyright(C) Since 2012-2017 傍観者の学術 All rights reserved.

関連記事
【2019/01/01 23:58】 | Episode:欠番 | page top↑
| ホーム |